Lesson
日々の暮らしにインド料理
INDORIの料理教室では、インド料理がもっと身近に感じられるように、大切にしているふたつのことがあります。
ひとつは、塩と油を知ることです。インド料理にスパイスが欠かせないことはわりとよく知られているのですが、実は、塩と油にも大きな役割があります。なにより、油をきっちり使えるようになれば、スパイスがさらに引き立ちますし、微妙な塩加減がわかると、野菜や魚、肉などの素材の味を、しっかり活かすことができるのです。
もうひとつは、体の声を聴くことです。誰にでも、調子の良いときもあれば、悪いときもあります。そのときどきで、体に合った調理法や食材を選ぶことができれば、自ずと体は楽になるはず。インドでは、アーユルヴェーダや野菜中心食が根付き、体の声に耳を傾けることが大切にされています。こうしたインドの料理には、体や心を回復させる大きな力が秘められているように感じるのです。
スパイスや油、塩加減に体が馴染むと、不思議と体が回復していくことがあります。そうすると、自ずと食卓にインド料理があがるようになり、インド料理がもっと身近に感じられるようになるかもしれません。
INDORIでは、そんなインド料理を作っていきたいと考え、教室を開催しています。